「女装メイクって難しそう」
「やってみたけど、なんだか不自然になる」
「何を足せばいいのか分からない」
そんな悩みは、女装メイクを始めたばかりの頃によく出てきます。
私も最初は、何をどう使えばいいのか分からず、何度も失敗しました。
世の中にはメイク講座や解説記事がたくさんありますが、
「コスメをきちんと揃えている前提」のものも多く、初心者には少しハードルが高く感じることがあります。
この記事では、お金をかけずに試しやすい小技や、実際にやってみて分かったコツをまとめています。
特別な技術も、高いコスメも必要ありません。
100均のアイテムや手元にあるものでも、使い方次第で「それっぽく見える」状態には近づけます。
全部を一度にやる必要はありません。
気になるところから、ひとつずつ試してみてください。
顔全体を見せるのが不安な方は、マスクを使って口元やフェイスラインを隠しながら試す方法もあります。
外出のハードルを下げたい方は、「マスク女装の記事」(近日公開)も参考にしてみてください。

はじめまして、管理人のマキです。
女装歴20年。
バレずに楽しむための工夫を実体験ベースで発信しています。
ベース・肌づくり

■青髭はオレンジ系の色で打ち消しやすい
青髭が気になる場合は、ファンデーションだけで隠そうとするよりも、先にオレンジ系の色を仕込む方が自然にカバーしやすいです。
青みには、オレンジ系の色がなじみやすいからです。
オレンジ系コンシーラーがあれば使いやすいですが、ない場合はオレンジ系や赤み系のリップで代用できることもあります。
このときは、広い範囲に塗りすぎないことが大切です。
青みが気になる部分に少量を置き、指やスポンジで軽く叩き込むようになじませます。
塗りすぎると、今度はオレンジ色が浮いてしまうことがあります。
最初は顔全体で試すのではなく、髭が気になる部分だけで感覚をつかむのがおすすめです。
その上から、必要に応じて肌色のコンシーラーやBBクリーム、ファンデーションを薄く重ねていくと自然に仕上がりやすくなります。
青髭の詳しい隠し方は、「青髭対策の記事」でもまとめています。
■最初はBBクリーム1本でも十分
最初から完璧な肌を目指す必要はありません。
BBクリーム1本でも、「少し整って見える」状態は十分に作れます。
あれこれ重ねると厚塗りになりやすく、逆に不自然に見えてしまうこともあります。
初心者のうちは、まず1本をきちんと使いこなす方が扱いやすいです。
少量ずつ重ねながら、自分に合う仕上がりを探していきましょう。
■「叩き込む」ように塗ると崩れにくい
ファンデーションやコンシーラーは、伸ばすように塗るよりも、スポンジや指で軽く叩き込む方が肌に密着しやすくなります。
一気に広げるのではなく、少量ずつ置いて、トントンと優しくなじませるのがポイントです。
こすってしまうと、下に塗ったものがヨレたり、ムラになったりしやすいです。
「擦らず、押さえる」くらいの意識で仕上げると、自然に見えやすくなります。
■化粧水がなくても、最低限の保湿はしておく
「化粧水を持っていない」という方でも、すぐに高いスキンケア用品をそろえる必要はありません。
ただし、メイク前の肌が乾燥していると、ファンデーションが浮いたり、粉っぽく見えたりしやすくなります。
化粧水がない場合でも、洗顔後に肌を清潔にして、乳液やワセリンを少量なじませるだけでも違います。
ワセリンはドラッグストアで手に入りやすく、保湿力も高いアイテムです。
ただし、塗りすぎるとファンデーションがヨレやすくなります。
ごく薄く伸ばして、ベタつきが残らない程度に抑えるのがポイントです。
化粧水にお金をかけるのは、メイクに慣れてきてからでも大丈夫です。
まずは手元にあるもので、肌を乾燥させないことを意識してみてください。
■テカリはティッシュで軽く押さえる
仕上げ後にテカリが気になる場合は、ティッシュをそっと当てて余分な油分を吸い取るだけでも自然に落ち着きます。
こすってしまうとメイクが崩れるので、あくまで軽く押さえるだけにしてください。
特に鼻まわりや口まわりはテカリやすいので、外出前に一度確認しておくと安心です。
■やりすぎないのが一番のコツ
女装メイクでよくある失敗が、最初から盛りすぎてしまうことです。
アイラインは太くしすぎない。
色は濃くしすぎない。
ファンデーションは厚く塗りすぎない。
「少し足すくらい」の方が、自然に見えやすいことがあります。
最初は足し算よりも、やりすぎない意識で始めるのがおすすめです。
目元・眉

■眉は整えるだけでも印象が変わる
最初から眉をしっかり描こうとすると、失敗しやすいです。
まずは、形を整えるだけでも十分です。
余分な部分を少し整えて、左右のバランスを見やすくするだけでも、顔の印象はかなり変わります。
眉を描く場合も、いきなり濃く描くのではなく、薄く足していくのがポイントです。
最初は「足りない部分を少し埋める」くらいで大丈夫です。
■眉を描く前にティッシュで油分を取る
眉を描く前に、眉まわりをティッシュで軽く押さえておくと、描きやすくなります。
肌に油分が残っていると、アイブロウが乗りにくかったり、時間が経つと落ちやすくなったりします。
ほんのひと手間ですが、仕上がりと持ちが変わりやすいポイントです。
■アイシャドウはコンシーラーを薄く下地に使う
アイシャドウは、まぶたにコンシーラーを薄く仕込んでから乗せると、発色しやすくなることがあります。
特に100均など安価なコスメを使っている場合は、色が乗りにくいこともあるので試す価値があります。
ただし、コンシーラーを厚く塗りすぎるとヨレやすくなります。
あくまで「うっすら仕込む」程度に抑えるのがポイントです。
リップ

■リップは変化が出やすいポイント
リップは、顔の印象を手軽に変えやすいアイテムです。
他のメイクが薄くても、リップを少し入れるだけで「メイクした感」が出やすくなります。
初心者が最初に試すなら、リップはかなり取り入れやすいです。
最初は濃い色よりも、ピンク系やベージュ系など、自然になじみやすい色から始めると失敗しにくいです。
■綿棒を目安にすると左右が揃いやすい
リップを塗るときは、綿棒を口元の近くに横向きで当てて、口角の高さや左右のバランスを見ると塗りやすくなります。
鏡を見ながらでも、口元は意外と左右がズレやすい部分です。
いきなりしっかり塗るのではなく、中心から少しずつ広げていくと失敗しにくくなります。
はみ出した場合は、綿棒で軽く修正すれば大丈夫です。
■似合わなかったリップはチークに使える
「買ったけど似合わなかった」というリップは、チークとして使えることもあります。
指にごく少量取り、頬にポンポンと軽くなじませると、自然な血色感が出やすいです。
ただし、付けすぎるとムラになりやすいです。
最初は本当に少量から試して、足りなければ少しずつ足していきましょう。
+α|余裕が出てきたら試してほしいこと

■コンシーラーをポイント使いして明るく見せる
コンシーラーは、顔全体に塗る必要はありません。
目元、口元、小鼻、鼻筋など、気になる部分に少量だけ置いてぼかすだけでも、顔全体が少し明るく見えやすくなります。
塗りすぎると不自然になりやすいので、あくまで「少量で整える」意識で使うとバランスが取りやすくなります。
NG例|初心者の時にやりがちな失敗

■重ねすぎて厚塗りになる
ファンデーションやコンシーラーを重ねすぎると、厚塗りになって逆に不自然に見えることがあります。
「全部隠す」よりも、「少し整って見える」くらいを目安にすると自然です。
■擦って塗ってしまう
伸ばすときに擦ってしまうと、ムラやヨレの原因になります。
青髭やコンシーラー部分は、叩き込むように塗る方がきれいに仕上がりやすいです。
■一度で形を決めようとする
眉やリップをいきなり完成させようとすると、左右差が出たり、濃くなりすぎたりしやすいです。
少しずつ足して調整していく方が失敗しにくくなります。
■一気に全部やろうとする
すべての工程を一度に完璧にやろうとすると、どこが原因か分からなくなります。
今日は青髭だけ。
今日は眉だけ。
今日はリップだけ。
そんなふうに、気になる部分ごとに分けて試していく方が、上達しやすくなります。
さいごに
女装メイクは、最初から完璧を目指す必要はありません。
うまくいかない日があっても、それは失敗ではなく、自分に合うやり方を見つける途中です。
私自身も、試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ自分のやり方を見つけてきました。
今回紹介した小技は、全部を一度にやる必要はありません。
どれかひとつでも試してみるだけで、仕上がりが少し変わることがあります。
まずはリップだけ。
眉だけ。
青髭の色補正だけ。
気になるものから、少しずつ取り入れてみてください。
もし基本の流れから知りたいと感じた方は、初心者向けのメイク記事もあわせて読んでみてください。
基本の順番を知っておくと、今回の小技も使いやすくなります。
そもそもメイクをすること自体に恥ずかしさや抵抗感がある方は、その感覚を無理に消そうとしなくても大丈夫です。
なぜ恥ずかしく感じるのかについては、「女装が恥ずかしいと感じる理由の記事」でもまとめています。
無理に全部そろえなくても大丈夫です。
今できる範囲で、少しずつ試していけば十分です。
― マキ
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